
介護・福祉界では人手不足が深刻化しています。一方ソフトテニス界では、1990年代に60以上あった実業団チームが16チームまで激減したため、競技を断念する選手が増えています。
そこでこの2つの業界が手を組み、新たな取組として2019年3月に社会福祉法人秀孝会女子ソフトテニス部「チームサニーブリーズ」を発足させました。
選手は、ケアスタッフとして働くことで競技を継続できる一方で、介護現場は人材不足の解消ができるという全く新しい取り組みです。
この取組の目的は3つです。
- 女子ソフトテニス部で、日本一を目指す
- 介護職のイメージ向上で人手不足解消を狙う
- 選手の介護職員向けの資格取得を支援する
選手として活躍できるのは25~27歳くらいまでで、引退後の進路に困ることも多いため、秀孝会では選手に介護職員向けの初歩的な資格取得の支援をおこなっています。
それで選手にとっては退部後の選択肢が増えるはずです。
選手紹介
岡本 蒼生
金城 佳奈
松本 里紗
坂本 唯
吉野 南美